ぎっくり腰の対処方法|木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院

2019年08月22日

こんにちは!

川上接骨院 鍼灸院 院長の川上です。

さて皆さん、お盆休みも終わり、夏もすでに後半戦に突入していますがいかがお過ごしでしょうか?

子供の相手や帰省などの長距離運転でいつも以上に疲れてしまったという方も多いのではないでしょうか?

私もお盆休み中はほとんど子供と過ごしました。

普段あまり子供との時間が取れない分、子供たちの笑顔を沢山みれてとても充実した休みでした。

ただそれと引き換えにやってしまいました。

人生2回目のぎっくり腰。

 

はじめてぎっくり腰をやったのは8年前くらいでしょうか。

当時勤めていた職場で、昼休みに毎日バスケットボールをしていたんですね。

コンクリートの駐車場で毎日何十回も全力でジャンプをしていたら、その疲労が蓄積され、ある日床に座ろうとしたときにギクッとなり、そこから立てなくなりました。

その時は毎日休憩時間に先輩が施術をしてくれて何とか仕事を休まずにすみました。

しかし今でも当時のギクッといった時の痛みや、治るんだろうか?という不安な気持ちは鮮明に覚えています。

 

そして今回です。

今回は8月12日にぎっくり腰になってしまいました。

原因としてはやはり疲労の蓄積ですね。

まず連休初日の11日に娘二人とプールに遊びに行き、娘二人を一日中投げたりして遊びました。

普段から腰はあまり良い方ではないのですが、帰る頃にはかなり腰が痛くなっていて、これははしゃぎすぎたかなと思っていました。

そして次の日、12日ですね。

この日は朝から長女と二人でサーフィンに出かけました。

長女はまだ自分で波をつかめないので、4時間くらい長女が乗るサーフボードを中腰で押していました。

そしたら終わって着替える時にはパンツをはくのに脚が上がらないくらい腰が痛くなっていました。

正直、車の運転もかなり辛く、「これはまずいな。」と思いながら何とか1時間半ほど運転して家に帰りました。

家について車から降りようとしたとき、腰がメキメキいうのがわかり、そこからはもうまともに立っていられませんでした。

今回は一回の衝撃で、という感じではありませんでしたが、痛みのピークは一回の衝撃でなってしまったぎっくり腰とほぼ変わらなかったです。

 

さてここからが今回の本題です。

サーフィンから帰ってきた時点(痛みのピーク)で12日の15時くらいだったと思いますが、14日に私は朝から東京でセミナーがある為、バスに乗って出かけました。

つまり14日にはそこそこ回復していたわけですが、私が復活するためにいったい何をしたのか?についてお話ししたいと思います。

 

まず12日の15時以降ですが、横になりたい気持ちはありましたが、すぐに横にはならず、とにかく家の中で無駄に動いていました。

無駄にと言っても本当に無駄にではなく(笑)、動かせる範囲で、腰痛を速く改善するために意味のある動きをし続けたという事です。

まず行ったのは、テーブルにつかまり脚をなるべく高く上げて足踏みを何回もしました。

これにはちゃんと狙いがあり、腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)という筋肉を緩めるために行いました。

腸腰筋と腰痛の関係についてはここでは触れませんが、ネットなどで調べれば必ずと言って良いほど出てくる筋肉なので、興味のある方は調べてみて下さい。

そして次に、ゆっくりゆっくりですが、でも確実に、左右均等に体重が乗るようにリビングを10分くらい歩きました。

この時気を付けたのは、痛みをかばった歩き方をしたくなるのを我慢して痛くても左右均等に筋肉を使うという事です。

あとはこの日は普通にお風呂に入り、寝られる体勢で睡眠をしっかりとりました。

 

そして13日。

この日起きたときは正直12日とほとんど痛みが変わっていないように思いました。

そこで接骨院に行き、自分で治療をしました。

以下、私が自分で行った治療です。

・干渉波 20分

・腰の牽引 10分

・集毛鍼 10分

・マイクロカレント(微弱電流)30分

・超音波 20分

約1時間半自分で治療をしました。

これだけやったにもかかわらず、終わった直後の感想は正直あまり変わりませんでした(笑)。

しかし家に帰り、少し昼寝をして起きると、立ち上がった後の歩行が楽になっているのに気が付きました。

後はこの日も初日に行った足踏みなどをして体をなるべく動かしました。

 

そして14日。

朝7時30分のバスに乗る為、6時30分に起床したのですが、布団からの立ち上がりや顔を洗う動作など、いつもの倍以上時間はかかったものの、立位や座位での痛みはかなり減っていました。

また、前日までは歩いていて急にズキッととてつもない痛みが走ったり、力が抜けそうになっていたのですが、そんな感じもなく鈍痛を感じる程度で歩行できました。

そして無事に東京でのセミナーに参加でき、帰って来てからも痛みが強くなる事はありませんでした。

それから1週間ほど経ちますが、日々順調に回復しています。

もちろん16日から患者さんの施術もいつも通り出来ています。

 

以上が今回のぎっくり腰の経過になりますが、私個人的には痛みの割に回復が早かったと思っています。

そして早期回復できたポイントは次の点にあったと思っています。

1・受傷初日から動かせる範囲で動いていた。

2・痛くても動きは左右均等を心がけた。

3・受傷翌日に積極的に治療をした。

4・受傷直後からいつも以上に水分を摂取した。

以上です。

 

1番と3番については、安静が一番良いとか、落ち着くまで治療はしない方が良いとか賛否両論あるとは思いますが、私の考えとしては、動かせる範囲で動かしたり、早期に積極的に治療をした方が回復は早いと思っています。

ぎっくり腰の状態は最高か最低で言えば既に『最低』な状態なわけですよね。

だったらそれ以下になる事はないので、良くなる可能性にかけて積極的に行動した方が良いと思いませんか?

 

川上接骨院 鍼灸院でも基本的にぎっくり腰は初日から積極的に治療しています。

もちろん良くなる方もいれば、その場では変化が無い方もいます。

しかし私たちは無駄な治療なんて一つもないと考えていますので、皆さんも、もしぎっくり腰になってしまった時は頼って頂ければと思います。

それでは皆さんまだまだ暑い日が続きますが、体に気を付けて頑張りましょう!!

ぎっくり腰・急性腰痛症

 

 



執筆者情報

川上接骨院 鍼灸院 川上達也 院長

院長 川上達也

資格

柔道整復師/鍼灸師/あん摩指圧マッサージ師/バーチャルヘルスコーチ

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