ヘルニアによるしびれ 手術しないと治らない?|木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院
2021年04月14日
こんにちは!
木更津市・君津市の皆さんを中心に根本治療としての整体を提供しています、川上接骨院 鍼灸院 整体院 院長の川上です。
さて、当院には毎月いろいろな症状で悩む患者さんが来院しているわけですが、なかでも1、2を争う症状が腰のヘルニア、正式名称『腰椎椎間板ヘルニア』ではないでしょうか。
腰椎椎間板ヘルニア(以下ヘルニアと略す)は、腰の背骨と背骨の間にある椎間板の中から髄核と呼ばれるものが飛び出してしまう病態を言います。
そして飛び出してしまった髄核が神経や関節包、筋肉などを刺激する事により、痛みやしびれと言った症状が起こる病気です。
ここで少し椎間板について説明します。
椎間板は背骨と背骨のクッションの役割をしていて、重力などの負荷で背骨同士が圧迫されてぶつかるのを防いでいます。
椎間板はお饅頭のような構造になっていて、外側(お饅頭の皮)の線維輪と、内側(お饅頭のあんこ)の髄核というものからできています。
髄核が線維輪を突き破って出てきてしまう状態をヘルニアと言います。
お饅頭で例えると、あんこが皮の外に出てきてしまった状態という事になります。
あくまで飛び出してしまう病態の事をヘルニアと言うので、実は『ヘルニア=腰の痛み』とか、『ヘルニア=脚のしびれ』では無いんですね。
なので言い換えればヘルニアであっても何の症状も出ない人もいます。
現在腰の痛みや脚のしびれが無くても、実はヘルニアを持っているという人もいるという事です。
さて、ヘルニアがどういうものなのかわかって頂いたところで、今回の本題です。
『ヘルニアによるしびれは手術しないと治らないのか?手術した方が良いのか?』
です。
実際当院に来る患者さんも、「医者から手術した方が良いと言われた。」「しびれは手術しないと治らないって言われた。」などと全てが終わったように暗い顔をしてこられる方がたくさんいます。
どうも『ヘルニア=しびれ=手術』という考えが皆さんの中に強くあるような気がします。
もちろん手術した方が良いヘルニアはありますが、私の経験としては、病院でヘルニアと診断されたと言って来られた90%以上の方が手術せずに回復しています。
もちろんしびれも改善しています。
「ヘルニアのしびれが改善するなんてすごい!」と思われると思いますが、実は改善したしびれの多くは、本当はヘルニアによるものではなかった可能性が高いんです。
ヘルニアと診断された人の多くは、レントゲンしか撮っていないことが多く、レントゲンだけでは本当にヘルニアが神経を圧迫している証拠とはならないんです。
なので例えしびれが酷く、病院でヘルニアと診断されてもすぐに手術を選択する必要はありません!!
そのしびれはヘルニアが原因なのではなく、筋肉による圧迫かもしれませんし、骨盤のゆがみが原因かもしれません。
また、ヘルニアの60%以上は自然に治癒(治るという事)すると報告している文献も多数存在します。
当院でも、ヘルニアで手術を勧められた患者さんを、何人も手術しないで良い状態に改善させています。
病院でヘルニアと診断され、手術を考えている方、
手術を受ける前に川上接骨院 鍼灸院 整体院の整体を3回受けてみて下さい。
3回で何かしらの変化が出れば、あなたのヘルニアは手術しないで十分改善する可能性が高いです!
ヘルニアによるしびれ、是非ご相談下さい。