捻挫後の痛み・捻挫の後遺症

  • 捻挫の痛みがなかなか良くならない
  • 捻挫後の腫れがずっと引かない
  • 昔捻った足首が時々痛くなる
  • 捻挫を放置してしまい痛みが残っている
  • 沢山歩いたり運動した後は必ず足首が痛くなる

木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|正常な捻挫の治り方

何年経っていようが諦めないでください。

あなたの捻挫の後遺症

きっと改善します。

 

 

 

現在、このページをご覧いただいているあなたは、手首や足首を捻挫してしまい、時間が経っているにも関わらず、痛みや腫れが取れていない事でお悩みだと思います。

もしも、捻挫後まだ1週間〜2週間くらいであれば、損傷程度によってはまだまだ痛みはある期間ですので、もう少し様子を見てもいいかもしれません。

 

※当院は後遺症を残さない、また、早期改善のための捻挫の処置も得意としています。

捻挫をしたばかりで処置に不安のある方はこちらをご覧下さい。

https://www.kawakamisekkotuin.com/menu/ankle-sprain/

 

しかし、3週間以上経っているにも関わらず、まだ痛みや腫れが受傷当初の50%以上残っているとしたら、それは後遺症となり、この先も痛みや腫れがなかなか取れない事になるかもしれません。

脅すわけではありませんが、実際、足関節(足首の関節)捻挫では、約20〜40%の人に痛みが残るという報告もあります。

 

では、なぜこのような事が起こってしまうのか?

その原因はいくつかありますが、まずは正常な捻挫の治り方について説明します。

そもそも捻挫とは、骨と骨を繋ぎ止めている靭帯を損傷する(痛める)ことを言います。

例えば、足関節捻挫で最も多い前距腓靭帯損傷は、足首を内側にぐりっと捻る事で前距腓靭帯が正常な範囲以上に伸ばされて損傷します。

そして、この損傷具合によりI度〜Ⅲ度に分類されます。

 

Ⅰ度:靭帯の部分的な軽微な損傷

Ⅱ度:中等度の部分的な断裂

Ⅲ度:完全に断裂したもの

 

一般的に起こる捻挫のほとんどはⅠ度〜Ⅱ度であり、保存療法(手術しないで治す方法)が適応です。

Ⅲ度の場合は多くが手術適応となり、残念ながら当院でも施術対応外となります。

ですので、このページをご覧のあなたも、おそらくⅠ度〜Ⅱ度の損傷ではないかと思います。

 

ではⅠ度からⅡ度の捻挫がどのくらいで治るのか説明します。

安静にしていても痛い期間は最初の3〜5日です。

この期間は体内の組織から出血し、腫れもどんどん出るため、じっとしていても痛みが続きます。

ズキズキ・ジンジンといった痛みが特徴的です。

初期の痛みが治まると、動かす時の痛みや不安定感といった症状になってきます。

腫れが治まり、ある程度は動かす事ができますが、靭帯はまだ完全に修復されていませんので、運動時の痛みや不安定感などの症状が残ります。

これらの期間を経て、靭帯が完全に修復されていきます。

靭帯の修復にはⅠ度〜Ⅱ度の捻挫で3〜4週間かかります。

修復された目安としては、損傷した靭帯部分をグッと指で押して痛みがない事や、自動運動(負荷のない状態で自分で関節を動かす運動)で痛みが出ない事です。

木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|なかなか治らない捻挫の原因

では、3週間以上経っているのに、押したり動かしたりした痛みが残っている、または腫れが良い方(怪我をしていない側)と比べて残っているのは何故でしょうか?

これにはもちろん原因があります。

捻挫の後遺症を沢山診てきて、そして改善させてきた当院では3つの原因を特定しました。

 

原因1:靭帯以外の損傷(骨・筋肉・腱)

原因2:関節の位置以上(アライメントの異常)

原因3:不適切な治療(不適切な処置・固定)

 

一つずつ説明していきましょう。

原因1:靭帯以外の損傷(骨・筋肉・健)

そもそも捻挫は、関節が正常な可動域を超えてしまいそうな時に、骨と骨を繋いでいる靭帯が伸ばされる事で起こります。

その負荷はというと、靭帯が傷つく、時に断裂するほどの力なので、当然ながら関節周りの他の組織に何も影響がないという事はありません。

靭帯の付着部の骨膜を傷つけていたり、微小な剥離骨折を伴うこともあります。

また、筋肉や腱といった組織も、靭帯と一緒に伸ばされる事で小さな傷や断裂を伴うこともあります。

 

整形外科をはじめとする病院やクリニックでは、ほとんどの場合、捻挫の検査でレントゲンを撮ります、と言うか、むしろレントゲンだけしか撮りません。

レントゲンで骨折が確認出来なければ、骨ではないので捻挫という考えで診断がなされます。

レントゲンは骨折の有無は確認できますが、実際損傷している靭帯や、その他の筋肉や腱は確認出来ません。

残念ながら、多くのドクターに、捻挫で”靭帯以外の組織が損傷しているかもしれない”という考えは無いのです。

そしてこれは多くの治療院でも同じことです。

 

しかし、靭帯以外の組織も損傷しているという考えを持ち、それらに対するアプローチをしていないと、捻挫の痛みや腫れがいつまで経っても治らないという事が実際起こるのです。

 

原因2:関節の位置以上(アライメントの異常)

これは捻挫をした時に、適切な処置(治療)をしないまま治した方や、治療の途中で運動を再開してしまった方などに多く見られます。

何度も述べているように、靭帯は骨と骨をつなぎ、関節の安定を保っています。

その靭帯が完全では無い状態で運動を始めたり、治療を終了してしまうと、靭帯が緩いままになってしまう事があります。

靭帯に緩みが残ると、当然関節も緩くなり、関節を形成している骨の位置関係も崩れ出します。

これがアライメントの異常です。

アライメントの異常は、正常なアライメントの関節の何十倍も関節に負担をかけるので、少しの負荷だけでも関節が炎症を起こし、痛みや腫れが出てしまいます。

また、受傷直後からしっかり固定や治療をしたにも関わらず、アライメントの異常が残っている方もいます。

これは初期固定や治療でアライメントを整えていないために起こります。

当院では、このアライメントという概念がありますが、多くの接骨院や病院ではこの概念がなく、ただ動かさないように固定をすれば良いという考えが多いです。

アライメントを整えず固定を何週間もしてしまうと、当然そのポジションで関節は固まってしまうので、”アライメントが崩れたまま治った”、ということになってしまいます。

病院では固定を外して「靭帯はくっ付きました。今日で終わりでいいですよ。」と言われても、実際は腫れや痛みが残っている、というのはこういう事なのです。

 

原因3:不適切な治療(不適切な処置・固定)

不適切な治療の弊害は2つあります。

1つは原因2でも述べたように、関節の位置異常(アライメントの異常)を招くという事です。

 

そしてもう1つは、”組織の損傷を残す”という事です。

組織の損傷を残すとはどういう事か、説明します。

 

捻挫をした直後から、その損傷の大きさに関わらず、損傷した靭帯からの出血が組織内に広がり出します。

内出血が見えるときはもちろんですが、そうでなくても必ず少量の出血は組織内で起こっています。

実はこの内出血こそが”組織を損傷させる”黒幕で、内出血をいかに広げずに組織内に吸収させるかが、その後の予後に大きく関わるのです。

 

組織の中で広がり、吸収されなかった内出血は、やがて組織の中で瘢痕治癒し、癒着という状態を作り出します。

そしてそこにある微小な毛細血管や神経といった組織を損傷させます。

一度作られた瘢痕治癒による癒着は簡単には元に戻らないため、これが長引く腫れや痛みの原因となるのです。

 

そしてこの内出血を、早期に、しかも広げずに吸収させるためには、初期固定が最も重要になるのですが、実は多くの整形外科や接骨院で行う固定では不十分です。

一般的に用いられるシーネ固定やギプス固定では内出血を抑えることは出来ないのです。

私も整形外科勤務時代は、ギプス固定が最強の固定だと思っていましたが、そうではないのです。

実際、ギプスを巻いた患者さんでも、腫れや痛みが残ってしまう方を何人も見てきました。

内出血を最小限に食い止めるためには、シーネでも、ギプスでもない、第3の固定が必要なのです。

 

そして、その第3の固定は何かというと、

”テーピング固定”です。

「えっ?テーピング?」という声が聞こえてきそうですが、そう、テーピングなんです。

もちろん、かなり特殊な巻き方をしますので、全ての治療院が出来るわけではありません。

一見、ギプスやシーネよりも頼りなく感じますが、テーピングの巻き方によっては腫れや内出血を驚くほど抑え、後遺症を残さず、早期復帰を可能にする事ができるのです。

そしてもちろん川上接骨院 鍼灸院 整体院ではこの特殊なテーピング方法を用いて処置しています。

木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|捻挫の後遺症を治す方法

千葉県木更津市の川上接骨院 鍼灸院 整体院では、以下の技術を組み合わせることにより捻挫の後遺症を改善に導いています。

 

・関節のアライメントの調整

捻挫の後遺症がある方のほとんどは、関節のアライメントに異常があり、正常に動いていません。

正常に動かない関節は、正常な関節の何倍も負荷がかかる他、血流やリンパの流れも悪く、腫れや痛みが引きにくい状態になっています。

川上接骨院 鍼灸院 整体院ではこのアライメントの異常を整える技術を持っています。

 

・特殊テーピング法

腫れや痛み、荷重痛などが顕著に残存する場合、特殊なテーピング固定をします。

例え、受傷直後に1ヶ月とかしっかり固定していたとしても、当院で再び固定します。

当院の特殊なテーピング固定は、病院や整骨院でなされるシーネやギプス、サポーターなどとは違い、腫れと痛みを最短で確実に減少させる事ができるのです。

 

・炎症部位へのアプローチ

炎症が体の中で吸収されずに残った部位には、限局した痛みや違和感が残っています。

川上接骨院 鍼灸院 整体院では特殊な手技により、ピンポイントでこの炎症を抑える事が出来ます。

 

・周りの筋肉、骨盤、バランスの調整

捻挫をした時に、靭帯と一緒に痛めた筋肉の調整が必要な場合、これも調整します。

また、体のバランスが悪い場合は、再発を防ぐために骨盤などからバランスの調整を行うこともあります。

 

以上の技術を組み合わせることにより、川上接骨院 鍼灸院 整体院では、どこに行っても良くならなかったような捻挫の後遺症でも改善に導いています。

 

一般的に、捻挫をしてからの期間が経っていれば経っているほど、治療の期間・回数も必要になりますが、それでも諦めずに私たちを信じていただければ必ず改善してきます。

何年前の捻挫でも決して諦める必要はありません。

捻挫の後遺症でお悩みの方は、是非、千葉県木更津市の川上接骨院 鍼灸院 整体院にご相談ください。

執筆者情報

川上接骨院 鍼灸院 川上達也 院長

院長 川上達也

資格

柔道整復師/鍼灸師/あん摩指圧マッサージ師/バーチャルヘルスコーチ

ひとこと

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