手根管症候群
- 指先のしびれやピリピリした痛みが気になる
- 手の小指以外がしびれている
- 夜間や早朝にしびれや痛みが強くなる
- 手の親指の付け根の筋肉（母指球筋）が委縮してきている
- 物をつまんだり、蓋を開けたりするのがやりにくい
木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院｜手根管症候群とは？
発症初期の手根管症候群は、注射や手術しないでも十分改善できます。
【手根管症候群とは？】
手根管症候群を説明する前に、まずは『手根管』がなんであるか知りましょう。
手根管は、手のひらの付け根にある、手根骨と屈筋支帯（靭帯）により形成されるトンネルの事です。
手根管の中を『正中神経』と『※前腕屈筋群の腱』が通っています。
※手根管を通る前腕屈筋群の腱とその作用
・撓側手根屈筋腱・・・手首の屈曲と橈屈（親指側に曲げる）、肘の屈曲の補助
・長母指屈筋腱・・・母指IP関節とMP関節の屈曲
・浅指屈筋腱・・・第2指～第5指のＰＩＰ関節（第2関節）の屈曲、手首の屈曲
・深指屈筋腱・・・第2指～第5指のＤＩＰ関節（第1関節）の屈曲、手首の屈曲
手根管症候群は、トンネルの中で正中神経が圧迫されることで、指先のしびれや痛みなどの症状が現れる病気です。
なぜ圧迫されてしまうかというと、何らかの原因により、手根管内の内圧が高まってしまうからです。
例えば、正中神経とともに手根管の中を通っている腱は、上記したように手首の動きや指の動きに関わっている筋肉の腱です。
そのため、手首や指の使い過ぎなどで腱が炎症すると、腱を包む腱鞘がむくみ、手根管内の内圧が高まり正中神経が圧迫されてしまいます。
手首の捻挫や骨折などのケガでも同様に手根管内の内圧が高まるので、正中神経が圧迫される原因になります。
その他には、妊娠・出産期や更年期の女性にも多く発症しますが、これはホルモンの乱れにより腱を包む腱鞘がむくむためと考えられています。
【手根管症候群の症状】
・母指～薬指の母指側（正中神経の支配領域）の３本半の指のしびれや痛み
・手のこわばり感
・手指の感覚が鈍くなる
・母指球筋（親指の付け根の筋肉）の筋力低下・委縮
・ピンチ動作（物をつまむ）が難しくなる
・OKサインがうまく作れなくなる
などです。
木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院｜一般的な手根管症候群の治療方法
整形外科等の病院で行われる手根管症候群に対する治療は、大きく分けて『保存療法』と『手術療法』があります。
『保存療法』
保存療法は手術しないで治療する方法で、基本は「安静＋薬物療法」で行っていきます。
手首の安静をより保つために、サポーターなどの装具や、シーネなどの固定をつける場合もあります。
薬としては、塗り薬、貼り薬、飲み薬の「痛み止め」、末梢神経を保護・再生する「ビタミンB12」などがあります。
投薬治療であまり効果が得られない場合は、「ステロイド薬」と「局所麻酔薬」を手根管の中に直接注射する方法も取られます。
とても効果がある治療方法ですが、２～３カ月で症状が戻ることが多いようです。
『手術療法』
保存療法での改善が見込めない場合は手術療法が検討されます。
以下のような場合は手術を検討するべきです。
・ステロイド注射をしても再発を繰り返す場合
・症状が強くて生活に支障をきたす場合
・筋委縮が生じている場合
このうち筋委縮は手根管症候群がかなり進行しているサインです。
特徴としては、正常であればふっくらとしているはずの親指の付け根の筋肉（母指球筋）が、ペコっとへこんだ状態になります。
筋委縮をおこしてからの時間が長くなってしまうと、治療しても元に戻らなくなる可能性があるので、早急に医師と相談するべきです。
手術の効果に関しては、正直人によると言ったところが大きく、年齢や手根管症候群になってからの期間などにより異なります。
例えば、高齢で１０年以上症状が出ている方などは、手術をしても効果が期待できない場合もあるようです。
また、手術をしてから症状が取れるまでの期間にも個人差があり、半年から１年ほどかかる患者さんもいるようです。
手術と言ってもあくまで医療です。
絶対的に効果が保証されるものでもなければ、絶対に安全なものでもありません。
また、必ずリスクは付きまといます。
手術を勧められている方は良く考えて決断してください。
木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院｜川上接骨院 鍼灸院 整体院の手根管症候群の治療方法
私たちの役目は、
『手根管症候群の治療をしているが良くならず、手術を考え始めたけど本当は絶対に手術をしたくない人』を救う事です。
１件、２件と病院や治療院に通い、既に治療をしてきたあなたは、もう手術しかないと思っているかもしれません。
それもそのはずです。
今までの治療では治らなかったのですから。
だから、当院が手根管症候群を治せると言っても信じてくれないかもしれません。
しかし、当院では、筋委縮の進んでしまった手根管症候群以外なら改善させられる自信があります。
なぜそんなことが言えるのか？
それは、手根管症候群の病態である
①前腕屈筋群の腱の炎症
②手根管を形成する手根骨のアライメント（位置）のズレ
③ホルモンバランスの乱れ
この３つに対応する手技があるからです。
炎症が起きてむくんでいる腱を正常化し、手根骨を調整することで、その腱と正中神経が通る手根管を広げ、再発しないようにホルモンバランスの調整をする、
この流れでアプローチしていく事で確実に手根管症候群は良くなっていきます。
手根管症候群の程度や年齢などによって、治るまでの期間や施術回数は異なりますが、筋委縮が進んでしまったもの以外なら確実に改善していきます。
どこに行っても良くならない方、手術だけは絶対にしたくない方は是非、千葉県木更津市の川上接骨院 鍼灸院 整体院にご相談ください。
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