ワクチン接種後の肩の痛み・SIRVA(シルバ)
- 筋肉注射のワクチン接種後、肩が痛い
- ワクチン接種後から腕が上がらない
- ワクチン接種後から四十肩のような痛みが続いている
- 筋肉注射の後から肩の痛みが1カ月以上続いている
- 病院でSIRVA(シルバ)と言われた
木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|SIRVA(シルバ)とは
もしもワクチン接種後から肩や腕の不調が続いているとしたら、あなたはSIRVA(シルバ)かもしれません。
SIRVAは、Shoulder Injury Related to Vaccine Administrationの事で、
『ワクチン接種に関連した肩関節障害』と訳されます。
つまり、ワクチン接種後に生じる肩の急性炎症であり、2010年に名称を提唱されました。
炎症により、肩の疼痛の持続、可動域制限(腕が上がらなくなる、後ろに回らなくなる)等を認める疾患です。
痛みは通常、ワクチン接種後48時間以内に始まることが多く、2~3日、長くても2週間以内に治まると言われています。
しかし、中には数カ月~数年持続する事もあります。
実際アメリカの報告では、報告された約30件の痛みの期間は3~4年だったとのデータもあります。
日本ではインフルエンザワクチンをはじめ、ほとんどが皮下注射であったためSIRVAが発生せず、これまで注目されてこなかったのですが、海外ではインフルエンザワクチンは筋肉注射を行っていたため、以前からSIRVAが報告されていました。
日本では、新型コロナウイルス接種(筋肉注射)をきっかけにSIRVAが注目されるようになってきました。
それでもまだまだ知名度は低く、医療機関、医師でさえ知らない事もあるくらいです。
ですので医療機関によっては、ワクチン接種との関係を否定され、単なる四十肩や五十肩と診断されることがあります。
しかし、SIRVAは明らかに四十肩や五十肩とは違いますので、SIRVAはSIRVAとして適切な施術をしていかなければ治りません。
当院はSIRVAの可能性も常に念頭に入れて問診・施術にあたっていますので、SIRVAを改善させる事が出来ています。
ちなみに新型コロナウイルスワクチンでのSIRVAの発生率は女性の方が高く、平均年齢は53歳となっています。
今後日本でも新型コロナウイルスのワクチンをきっかけに、SIRVAが増えてくることが予想されています。
木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|SIRVA(シルバ)の原因と治療
【SIRVAの原因】
SIRVAの原因として最も有力なのは、誤った部位へのワクチン注入です。
本来、三角筋(肩の筋肉)の筋肉内(血管や神経を傷つけない部位)に注入されるべきワクチンが、三角筋の深い部分にある三角筋下滑液包という袋の中に不適切に注入されることで発生します。
これに加えて、
①個人や年齢、体格などによって解剖学的構造は異なるため、正確な注射の位置や深さを特定できない事
②新型コロナウイルス感染症を抑え込むため、普段注射をし慣れていない医療従事者も注射を打った事
などの背景も、日本でSIRVAの発生が増加した要因であると言えます。
【SIRVAの治療】
一般的には、先ずは消炎鎮痛薬や湿布などの貼付薬で様子を見ます。
これらで改善しない場合にはステロイド注射や運動器カテーテル治療が検討されます。
SIRVAには、痛みを長期化させる原因になると言われている病的新生血管(通称:モヤモヤ血管)が増加していることがわかっています。
運動器カテーテル治療は、細いカテーテルから、この病的新生血管だけを減らす薬剤を投与し、炎症を改善し、痛みを緩和させる方法です。
非常に効果がありますが、運動器カテーテル治療は自費治療のため、平均で20万円ほどの料金がかかると言うデメリットがあります。
また、医療である以上、効果が100%出るとも言い切れません。
運動器カテーテル治療を選択する際はよく検討することが必要です。
木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|SIRVA(シルバ)を治すためには
では、運動器カテーテル治療を選択肢から外した場合、他に長期化したSIRVAを改善する方法はないのでしょうか?
ここで私たち川上接骨院 鍼灸院 整体院の出番です。
川上接骨院 鍼灸院 整体院は、SIRVAを改善させる技術を持っています。
私たちは次の3つの技術を用いてSIRVAを改善させています。
1・内臓調整
ワクチン接種により、体は少なからず免疫力が低下しています。
特にSIRVAを発症する方のほとんどが、内臓の力(肝臓の解毒機能、胃の消化機能、腸の吸収機能など)が弱っています。
内臓の力が弱った状態では、いつまで経っても体は回復へと向かいません。
内臓調整をすることで、一気に体を回復する方向に向かわせます。
2・肩関節の調整
SIRVAの方に共通するのは、肩のインナーマッスルの機能が低下しているという事です。
肩のインナーマッスルは、肩関節の安定性を保ったり、肩の運動に関わったりする非常に重要な筋肉群です。
インナーマッスルが機能しなくなると、肩は不安定になり、動きも悪くなり、痛みやだるさ、不安定感が現れます。
SIRVAの場合、ワクチンにより肩に炎症が起こったことで、一時的にインナーマッスルが使えなくなってしまい、それが体に癖づいてしまったのだと思います。
肩関節を調整することで、低下していたインナーマッスルの機能を回復させ、痛みやだるさを改善させます。
3・血管の再生
前述した通り、SIRVAには病的新生血管が増加していることがわかっています。
この病的新生血管の増加により、正常な血管は機能低下しています。
当院では特殊な手技を使う事により、病的新生血管を破壊し、正常な血管へ血流が流れやすい状態をつくっています。
以上3つの技術により、発症し始めて間もないSIRVAから長期化してしまったSIRVAまで、片っ端から改善させています。
SIRVAでお悩みの方は、是非、千葉県木更津市の川上接骨院 鍼灸院 整体院へご相談ください。