あなたのお子さんは膝の屈伸できていますか?|木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院

2019年07月25日

こんにちは!

木更津市・君津市の川上接骨院 鍼灸院 院長の川上です。

 

今回のブログのテーマはズバリ!!『あなたのお子さんは膝の屈伸できていますか?』です。

何で突然こんなことを質問させて頂くかというと、当院には毎月沢山のスポーツをしている学生(小学生~大学生まで)が来るのですが、体の不調を訴えてくる子のほとんどが『下まで完全にしゃがめない』のです。

つまり、下まで完全に曲げた膝の屈伸が出来ないんです。

 

たかが膝の屈伸と思うかもしれませんが、スポーツをするうえではもちろん、人間の基本的な構造機能として膝の屈伸、特に最大屈曲姿勢(完全にしゃがんだ状態)が取れるか取れないかはとても重要な事です。

 

皆さんご存じの通り、人間は色々な進化をして現在に至っていると言われています。

中でも、二足歩行を獲得した事が一番大きいと思います。

今のところずっと二足歩行できる動物は人間だけです。

しかし、この素晴らしい進化の一方で、常に筋肉を使わなくてはいけなくなったのも事実です。(例えば姿勢保持筋である脊柱起立筋は立位姿勢で常に緊張しています。)

 

常に筋肉を使っていたらどうなるか?

答えは簡単です。疲れます。その筋肉は疲弊します。

 

そんな中、人間には潜在的に休息を得るための姿勢というものが備わっています。これを『原始休息姿勢』と言います。

そして膝の最大屈曲姿勢(完全にしゃがんだ姿勢)も原始休息姿勢の一つです。

 

原始休息姿勢は人間が本来休息するための姿勢ですから、楽にとれなくてはいけないものなんです。

それが出来ないというのは人間の基本的な構造機能に問題が生じていると言わざるを得ないんです。

 

ましてや、スポーツをしているお子さんなどは絶対に屈伸は出来なくてはいけません。

屈伸は膝だけでなく、足首、股関節との複合的な動きにより完成します。

これらの関節は、どれも日常生活はもちろん、スポーツでは最重要関節であり、どれか一つでも正常に機能していなければ、ケガや慢性的なスポーツ障害へと繋がります。

 

一度の施術では難しい事もありますが、当院で施術を受けて屈伸が出来るようになった子がたくさんいます。

もちろんパフォーマンスも上がりますし、ケガのリスクも減ります。

 

たかが屈伸、されど屈伸なんです。

膝の屈伸は下半身の総合的な判断にとても優れているんです。

先ずはお子さんが膝の屈伸を完全に出来るか確認してあげて下さい。

そしてもしも出来なかった場合は、どこか不調がある・なしに関わらず、一度当院にご相談いただければと思います。

 

その他にも、体が硬い、ケガが多くて困っている、姿勢が悪い、などお子さんに関するお悩みは当院に何でもご相談下さい。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!!



執筆者情報

川上接骨院 鍼灸院 川上達也 院長

院長 川上達也

資格

柔道整復師/鍼灸師/あん摩指圧マッサージ師/バーチャルヘルスコーチ

ひとこと

あなたが今どのような状態でも絶対に諦めないで下さい。私たちが最後の砦となります。