骨折後の痛み・関節拘縮

  • 骨はくっ付いたはずなのに骨折したところが痛む
  • 骨折でギプスを巻いていたら関節が動かしにくくなった
  • 病院で骨折は治ったと言われたがまだ痛みがある
  • 骨折する前の可動域に戻らない
  • 骨折してから何年も経っているのにまだ痛い

木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|あなたの骨折がまだ痛む理由

・骨折してからもう何年も経っているのに、まだ骨折した部分や周りが痛む。

・病院では「骨はくっ付いたからもう大丈夫です。」と言われたけど、骨折する前のように動かないし痛みも残っている。

 

あなただけではありません。

こんなお悩みを抱えて当院にくる方は非常に多くいます。

 

なぜ、しっかり病院で治してもらったにも関わらず、まだ痛みが取れないのか?

それは当院以外の整骨院や病院と、川上接骨院 鍼灸院 整体院では骨折治療に対する考え方が違うからです。

 

例えば骨折で足首の骨を骨折した場合、病院ではギプス固定やシーネ固定というものをします。

ギプスはグルグル全周覆った固定で、シーネ固定はその半分の固定です。

どちらも足首の動きを制限するので痛みも軽減しますし、硬い素材で周りを囲まれるため安心感があります。

病院の先生や整骨院の先生が巻いてくれたら、これで良かったと思う事でしょう。

 

しかし、実はこのギプス固定やシーネ固定こそが、骨折の痛みや可動域の低下を長引かせている原因だったのです。

 

どういう事か?

 

ギプス固定やシーネ固定をして3〜4週間後には、骨の折れた部分には仮骨と言う新しい骨が作られ、骨折面が本格的にくっつき始めます。

この段階になると、骨折した部分の痛みはかなり和らぎ、受傷当初と比べれば大きく痛みは減っている事でしょう。

しかし減っていると言うだけで、何となく腫れも残っているし、まだまだ動きも悪いし、完璧とは程遠い状態だと思います。

ましてやスポーツに復帰するなんて事はできない状態です。

 

しかし多くの病院では、この段階でギプス固定やシーネ固定は終了で、あとは徐々に動かせるようになるからと、治療が終了してしまいます。

なぜか?

多くの病院の考えは『骨がくっ付いた=骨折が治った』だからです。

 

しかし、実は骨折に伴って起こる痛みや可動域の低下は、骨がくっ付けば治ると言うものではないのです。

そして、これこそがあなたの骨折がまだ痛む理由です。

 

では、あなたの痛みの原因は何なのか?

 

それはズバリ『不十分な初期の処置』によって起こった組織の癒着や壊死です。

 

 

木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|ギプス固定の落とし穴

不十分な初期の処置?

「病院でギプスを巻いてもらったんだし、そんな筈はない。」

そんな声が聞こえてきそうですが、実はギプス固定やシーネ固定こそが不十分な処置なんです。

 

こちらの写真をご覧ください。

腓骨下端部(外くるぶしの辺り)骨折、受傷後1週間の写真です。

この患者さんは当院に来るまで整形外科でシーネ固定をしていました。

見て分かる通り、外くるぶしの周りだけでなく足全体がかなり腫れています。

踵の辺りには内出血も見られます。

 

さて、このままシーネ固定をしていたらどうなるでしょうか?

この腫れはここから順調に減っていくと思いますか?

そしてあと3週間シーネ固定を続けた後、元のように足首を動かせるでしょうか?

 

答えはNOです。

 

この腫れの中身は、骨折によって痛めた組織からの出血や組織液です。

この写真はそれが患部(くるぶし辺り)以外に漏れて広がってしまった状態です。

シーネ固定やギプス固定ではこの内出血や組織液を減らす事は出来ず、むしろシーネ固定やギプス固定を続けているうちは内出血や組織液が出きるまで出てきてしまいます。

もしかしたらこれ以上に腫れが出るかもしれません。

 

そして、これこそがシーネ固定やギプス固定の最大の欠点なのです。

 

この内出血や組織液は正常な組織を破壊していきます。

破壊された組織は癒着し、周囲の滑走性を悪くし、痛みや炎症の原因となります。

これが、骨折の骨はくっ付いたはずなのに、いつまでも痛みが取れない、動きが悪い、などの後遺症が残る原因なのです。

 

 

木更津市・君津市 川上接骨院 鍼灸院 整体院|川上接骨院 鍼灸院 整体院の施術方法

・では、骨折した時、病院に行かない方が良いのか?

・川上接骨院 鍼灸院 整体院ではどうやって治すのか?

・もう数年経ってしまった症状は治らないのか?

 

一つずつお答えしましょう。

 

まず、病院に行かない方が良いのか?ですが、

これは、行けるなら行った方が良いです。

なぜなら骨折の状態をきちんと画像で確認できるからです。

接骨院にはレントゲンやCTといった骨折の状態を診断できる装置がありませんし、使ってはいけない法律になっています。

あくまで、レントゲンやCTは病院に限られた診断装置になるので、正しい状態を把握するためには一度は病院に行った方が良いでしょう。

私は開業前7年間整形外科に勤務していましたので、レントゲンの画像を持ってきて頂ければ見ることができます。

正確な情報のためにも可能であれば病院には行っておきましょう。

 

次に、川上接骨院 鍼灸院 整体院ではどうやって治すのか?ですが、

これについては企業秘密なので詳しくは書けませんが(笑)、シーネ固定でもギプス固定でもない方法で固定をします。

こちらをご覧ください。

上の写真は、先ほどの写真から当院で固定をして2週間後の写真です。

足全体の腫れも綺麗に取れ、血管が浮かび上がるくらいになった事が分かると思います。

2週間でここまで腫れが引いたことも凄いのですが、更に当院の固定の凄いところは、固定終了と同時にほぼスポーツにも復帰できると言うところです。

つまり、固定による間接拘縮(関節が固まってしまうこと)がほとんど起こらないのです。

 

腫れがなくなり、固定終了するときには、痛みもなくなっていて、可動域も戻っていると言う事になります。

これはシーネ固定やギプス固定では絶対に有り得ない事です。

 

先ほどの症例は受傷後1週間後に当院に来られましたが、本当は早ければ早いだけ良いです。受傷して直ぐに当院の固定ができれば、そもそもあんなに腫れることも無く、もっと早く復帰できたと思います。

骨折をしてしまった方は出来るだけ早く当院にご相談をお願いします。

 

そして最後に、もう数年経ってしまった症状は治らないのか?ですが、

これは時間はかかりますが、必ず”改善”します。

ここで”治る”という言葉を使わずに”改善”という言葉にさせてもらったのには理由があり、数年の間にどこまで組織の破壊が進んでしまったかによって異なるからです。

長年炎症が続いていた事で関節に変形が起こっている場合もあり、この場合は不可逆的な変化になるので、全く元通りというわけにはいきません。

今の状態よりは確実に症状は改善しますが、治るというところまでは残念ながら持っていけない場合もあります。

しかし、この場合も時間が経てば経つほど改善しにくくなる事は間違い無いので早めのご相談をお願いします。

 

施術方法としては独自の手技により、癒着を剥がしたり、関節のアライメント(位置関係)を整えたり、神経を活性化させたり、奥で残っている炎症をとったりしていきます。

電気をかけたり、マッサージするといった一般的な治療では、まずこの後遺症は改善しませんので、お悩みの方は是非当院にご相談ください。

 

最後に。

骨折後の長引く痛みや、可動域の低下など、当たり前だと思わないでください。

もうこれ以上良くならないと諦めないでください。

私たちを信じてくれれば今より絶対に良くなります。

全くの元通りとまではいかないかもしれませんが、骨折する前の足の軽さをもう一度感じられる日が必ずやってきます。

諦めていた趣味やスポーツだって思い切り出来る日が必ずきます。

骨折の後遺症でお悩みの方は、是非、千葉県木更津市の川上接骨院 鍼灸院 整体院にご相談ください。

 

 

 

執筆者情報

川上接骨院 鍼灸院 川上達也 院長

院長 川上達也

資格

柔道整復師/鍼灸師/あん摩指圧マッサージ師/バーチャルヘルスコーチ

ひとこと

あなたが今どのような状態でも絶対に諦めないで下さい。私たちが最後の砦となります。